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3月22日は地図好き地理好きのための一大イベント、調布市市民活動センター主催の「えんがわフェスタ2015 えんがわプレゼンテーション2 地図っておもしろい!〜まちの魅力が見えてくる私だけの調布の地図〜」でした。当日は予想を上回る約280人の来場があったそうです。来て下さった皆さまありがとうございました! 写真は当日の10時半頃の様子。地図カフェのスタッフが集まってミーティングをしているところです。

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今回小森は正月過ぎたあたりから、実行委員の1人として広報チームに加わりイベントの準備をしてきました。当初から決まっていた地図カフェの企画にも乗っかり、コーヒー好きのえせ地理学会・秋山ゆきさんと共にオリジナルの地図柄紙コップを使ってハンドドリップで淹れたい!とか、地元・調布のロースター「飛行島」の豆を使いたい!とか、ふみよ研究員もえんがわくんのクッキー作ろう!とかいろいろ盛り上がったアイディアひとつひとつをセンターの皆さんに相談し、形にしていきました。写真・左上は地図カフェ用に友人のきよみちゃんが作ってくれた地図エプロン。写真・右下は売上がえんがわファンドへの寄付になるえんがわフェスタバッジです。

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カフェのスタッフ集合。左からセンターのスタッフの阿部さん、えせ地理の秋山さん、地図研・ゆうこ研究員とふみよ研究員、そして右端はボランティアスタッフの小貫さん。

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オープンしてみると地図カフェは大盛況。壁面に貼っていたのは小森の地図コレクションです。秋山さんとふみよ研究員が淹れたコーヒーはあっという間に完売。はあと・ふる・えりあの皆さんが売る手作りパン、omusubi teshimaのおむすび、ふみよ研究員が作るニワコヤのケーキやスコーンもあったりしたのですが、イベントが終わる頃には全部完売したそうです。

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こちらは小森と秋山さんがセレクトしたレアものたくさんの地図雑貨のコーナー。地層Tシャツを地盤の専門家の方に買って頂けたり、北海道の絵地図クリアファイルが人気だったり。ドイツで買ってきたトラベラーズノートとポルトガルで買ってきたカード型の地図は完売しました。一緒に販売したスリバチ学会・皆川さんのスリバッジ付き著作も人気でした!

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今回のポスターやチラシで使われたメインビジュアルを作ったのは横山研究員。インディージョーンズが調布島の地図についてプレゼンするという設定で作った粘土風のイラストが好評でした。また、当日来場者に配布されたプログラムの裏面に使われた調布の白地図を作ったのは池田研究員。初めての地図作り、境界にこだわって作りました。多摩川の飛び地にぜひ注目して見てほしいです。

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そして私たち地図研のプレゼン。今回、プレゼンする場所が昭和な感じのちゃぶ台付き和室風セットということで、演劇集団「風煉ダンス」の主宰もしている笠原研究員に何かよろしく!とお願いしていたら、同じく風煉ダンスの林周一さんが脚本を書いてくれました。当日までに本読みが2回、稽古が3回ほどあり、7ページある台本を覚えるのに地図研の面々は必死。劇の内容もみんなでアイディアを出していろいろ盛り付けていき、その過程がまた面白かったです。

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前日に紙コップ作りを終え、舞台で立ち位置などを確認。コントのセットとしか思えない舞台ですよね。こんなスペースがある調布市市民活動センター、なんて面白い空間!

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そして当日は13時にイベント開幕。緑ヶ丘小学校の校長先生によるあたたかいプレゼンから始まり、その後続く妖怪の前振りのきっかけとなったえせ地理学会のプレゼン、赤津さんと大内さんによる漫才?の様な佇まいの手書き地図推進委員会、深大寺のARプロジェクトをプレゼンした児玉さん、「たまちいき」でお馴染みのもんでんさん、そして休憩を挟んでマッピングパーティの古橋さん、地図研もお世話になっているえんがわファンドについて話した田島さん。そしてそして、満員で立ち見もたくさんの中、地図研のプレゼンがスタートしました。

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冒頭、西遊記の御一行が歌ったモンキー・マジックを日本語訳した歌は、横山研究員が小学生時代に翻訳した詞です。

♪ほんこんのやまに たまごあった
たまごわれて さるがでた
さるまほう さるまほう

意外とくせになる韻です。皆さんもモンキーマジックの曲に合わせてぜひ歌ってみて下さい。そして写真の、お釈迦様が片手間で描いたという設定の天竺にたどり着けなそうな地図は池田研究員が作りました。動くものが地図に描かれているとそりゃ困っちゃいますよね…。

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タカタ研究員が語る地図作りへの思い。実はタカタ研究員がわだ研究員に喋らそうとして作ったセリフだったのですが、タカタ研究員や小森も不在の稽古日になぜかタカタ研究員本人が言うことになっていたそうです。笑 欠席裁判!?

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今回は林さんと共に様々な劇団で活躍している田中田田田さん、吉田佳世さんが客演してくれました。クライマックスのラップ「カッパのマップ」は田中さんによるオリジナル・ラップ。今回のための書き下ろしでした。当日の音響は横山研究員が、プロジェクターの操作は池田研究員が担当しました。

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実はこのイベント、全編手話通訳付きでした。さすが運営元が社協!私たちのちゃぶ台コントがどの様に手話で訳されていたのか気になります…。写真は最後に春の町歩きイベントの告知をするわだ研究員。わだ研究員が案内する「春のせんがわ町歩き・南編」は4月19日。そしてつつじヶ丘の古民家・鹿隠邸で住み開きをする古川夫婦とコラボする「春の仙川パン屋めぐり」は5月23日です。また改めて告知をします。お見逃し無く〜!

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地図研の後には上ノ原まちづくりの会、小林せいのうさんによる境界協会、皆川さんによるスリバチ学会のプレゼンがありどれも会場が大盛り上がりの興味深いお話でした。

最後に地図爺、Y調査員、mari顧問も加わって記念撮影。余韻たっぷり忘れられないイベントになりました。センターの皆さん、運営委員の皆さん、ボランティアの皆さん、客演して下さった林さん、田中さん、吉田さん、そして来場下さった皆さま、どうもありがとうございました!