地図研では様々なプロジェクトが同時進行中。そのひとつがこちら、多摩地区について特集した雑誌『たまら・び』。多摩地区のひとつの市をテーマに毎号作られているのですが、この秋に調布市をテーマにした1冊が作られるそう。地図研もページ作りのための編集会議に参加し、アイディア出しや人材紹介などで協力しています。

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先日は編集者さんが朝10時にニワコヤにいらして、モーニングを食べながらのミーティング。4月の町歩きイベント「カメラさんぽ」で講師を務めた、フォトグラファーの堀毛さんも参加しました。堀毛さんが主宰する「iine karasuyama」は11月に烏山手作り市を行うそう。「烏山の地図を一緒に作りましょう!」という話も出ています。実現したら嬉しいです。

この日はイラストレーター、mariko fukuraさんもミーティングに出席しました。地図研結成時にはメンバーとして参加していたfukuraさん、多忙なため第1作目の地図は制作に参加できなかったのですが、この度再び地図作りを一緒に行えることになりました。万歳!

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そんなミーティングを行っているうちに現れたのは、仙川地図研の顧問、小室さん。その手にはフランス人のイラストレーターが四国の真鍋島について描いた全編フランス語の絵本「真鍋島」が。10日前ぐらいにNHKの番組で、建物の窓にこのイラストマップが貼ってあるのを見つけ、島の観光課に問い合わせ、新宿の紀伊國屋で手に入れたそう。Florent Chavouetさんという人が1ヶ月滞在して、島の人々や文化をスケッチブックに書きとめて1冊にしたらしい。とても細かく描かれた鳥瞰図、生き生きしていて見応えあります。

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絵と地図だけでも充分おもしろい本なのですが、やはりなんて書いてあるのか気になる! 学生時代、第二外国語がフランス語だったfukuraさんに少し翻訳してもらったり。

小室さんが持ってるのを見て、ふみよ研究員もこの絵本購入したそうです。地図研内で話題の本です。