昨日はY調査員が行うフィールドワークの日でした。東つつじヶ丘の入間川周辺を散策するとのことで、その辺りは私・小森ももう一度歩きたいと思っていたので同行させてもらうことにしました。

地元の私はできるだけ道案内をしないように気をつけ、地域を知らないY調査員が地図をどの様に使って歩くかを後ろから観察しました。

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実篤記念館はわかりづらい場所にあるのに加え、公園と記念館の入り口が離れていて混乱しやすいのもあり、なかなかたどり着けない人がよくいます。特に記念館の入り口は目の前まで来ないと気付くのが難しい場所にあるのですが、このこんもりしたまんまるの植え込みがあるロータリーを目印にしたら良いと思いました。地図にも描き加えようと思います。

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天気も良かったので実篤公園の中も通りました。ニジマスが泳ぐ池に木々が反射して、気持ちの良い午後の光を感じました。

実篤さんのお庭では管理をしてる人に桜の木の場所などを聞きました。めずらしい白い千両があったのに、誰かに持って行かれてしまったらしいです…

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実篤邸の前にはこんな石像がありました。いつもは素通りですが、最近は石碑や庚申塔、道祖神を調べているので気がつきました。どんな意味があるのかは学芸員さんに聞き忘れてしまいました。

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今回のフィールドワーク、気付かなかった目印の発見や地図の表現の訂正などいろいろなことがわかったのですが、一番の発見はこちら。東つつじヶ丘の入間町沿いに公園を建設途中だというのがわかりました。3月下旬に完成とのこと。地図にぜひ描き加えたいです。

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國分寺崖線を見渡せる場所 その1。どんぐり坂を上がったところにあります。

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國分寺崖線を見渡せる場所 その2。こちらは今回の新発見。

ここで地図の製作状況について少しメモ。

これまでは範囲を仮で決めた地図に載せたい要素を置いたりメモしたりとスケッチのような過程を行って試作を作り、それを研究員で共有したり、いろいろな方に見ていただいて内容について検討していました。地図のサイズも決まり、地図上に使うイラストの方向性や全体の文字量も分かってきたので、今後編集しやすいように今はInDesignでデータを作り直しています。地図のサイズが大きいのと文字情報が多くなってきたせいでデータが重く、編集作業も時間を要するようになってきました。効率を考えながら情報整理していかないとと思いながら制作しています。

情報整理!!地図作りの中で一番頭を悩まされる部分です。
良い物を完成できるよう頑張りたいと思います。