千葉県四街道市のマップ活用交流会の皆さんが仙川地図研究所を訪問しに来てくれました。四街道・マップ活用交流会は四街道自然同好会、四街道市文化財ボランティアの会、観光まちづくり応援団、ふるさと四街道の歴史学習会、四街道市ウォーキング協会などの市民団体の代表の方々の集まりで、歴史、自然、文化、健康、福祉、子どもなど四街道市内で発行されている多分野のマップの情報を収集整理し、街の魅力を発信するためのプロジェクトだそうです。

ニワコヤにて昼食後、小森の案内で40分ほどの仙川町歩きを行いました。まずはニワコヤから線路沿いまで歩き、キユーポートへ。戦時中はアルミニウム工場だった場所です。そして瀧坂道、滝坂について解説を行い滝坂横の旧線路跡にできた道を下りました。

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京王線をくぐり、東つつじヶ丘の住宅街を通って国分寺崖線の階段を登ると、つつじヶ丘を見渡せる小さな高台に出ます。右手に見えるのが京王線です。ここは夏には調布の花火が、冬は富士山がよく見える眺めの良い場所で、近所の保育園の園児達の散歩コースにもなっています。

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そして高射砲跡地や安部公房宅跡地を案内しながら、国分寺崖線を降りたり登ったり。崖線沿いにある家々は高低差を活かした作りになっており、それぞれの個性を見て歩くのも面白いです。

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実篤邸を眺める道を通り、ゴールは森のテラスにしました。この日は天気も良く散歩日和。気持ちの良い午後を使って、仙川の特徴ある地形や歴史を感じられる場所を御案内することができました。

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再びニワコヤまで戻ってきてからは、いろいろな地図を見ながら地図の制作方法、地図を使ったイベントの可能性についてなどなど意見を交わしました。四街道市では地図作りに市から大きな助成金が出たそうで、地図研メンバーからは羨望のまなざし! 他地域の地図作りについて話を聞くことは初めてだったのでとても刺激を受けました。