昨日は元朝日新聞出版の編集者で現在は若葉の森で緑地保全の活動を行っている大村さんをゲストに迎えての全体会議でした。

まずは若葉の森や近隣の緑地に自生する植物をスライドショーを用いて紹介してもらいました。キンラン、ギンラン、シュンラン、タチアオイ、すみれ、スイセンに花ダイコンなどなど。雪景色の写真も見せてくれました。寒さで膨らんだジョウビタキや、特定外来生物に指定されているガビチョウの写真もありました。NTT研修センタの南側には大鷹の巣もあるそうです!残された小さな自然の中で生きる動植物たちの種類の豊富さにびっくりしました。そういえば若葉の森周辺では野生化したオウムの群れもよく見ます。彼らの生態を専門的に研究されている人がいるとのことで、そちらも気になります。

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続いては米軍が撮影した50年前のものから、最近のものまで、航空写真から見て取れる崖線緑地や屋敷林、川、主要道路の変化についても資料を見せてもらいました。昔の甲州街道沿いは屋敷林がびっしり。この周辺の農家も牛に野菜を引かせて築地まで売りに行っていたと聞いたことがあります。昔から滝坂は難所だったそうです。

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試作版の地図を見てもらい、緑地の表現についてアドバイスをもらいました。国分寺凱旋は帯になるように描けると一目瞭然になるのですが、実際は緑地として残っている部分が少なくうまく繋がらないという問題点があったのですが、Oさんの助言によりそれも解決しそうです。

この日はまだ刊行されていない気になるレアな本についても教えてもらいました。いわれを聞いただけでもとっても面白そう!ぜひ読みたい!そして地図との関連性もあり!なので出版が実現されるといいなぁと思いました。